【超素人&オタク的】Snow Man 佐久間大介くんのパフォーマンス論

Snow Man 佐久間大介くんの凡人オタクによる、ただ「なんでこんなに佐久間くんのパフォーマンスが好きなのか?」を言語化したいがための、超素人オタク的パフォーマンス論。

 

 

 

佐久間くん、Snow Manのオタクを続けること数年。時々「なぜ自分は佐久間担なのか?」を考えることがあります。もちろん佐久間くんの好きなところは死ぬほどあって、つまるところ彼の人生に共感しているから応援しているわけですが、別に他のメンバーも大好きだし、ただ「好き」なだけでは「担当」である理由にはならないなと思うわけです(これはあくまでも持論です)。そういった時に決まって出てくる私の中の結論が「佐久間くんのパフォーマンスに心底惚れ込んでいるから」、これです。ここが私が佐久間”担”である確固たる所以であり、軸なのです。

 

その心底惚れ込んでいるパフォーマンスは具体的に何がどうすごいのか、これまでも事あるごとにつぶやくなど断片的には言語化していたのですが、先日発売された『anan 2222号』の佐久間くんの「計算している」発言と、4日間のデビューライブでの佐久間くんのパフォーマンス大量摂取により、「これはもっとしっかり言語化したい」という欲が爆発したため今筆を執っています。

 

ということで本題へ行きたいと思うのですが、その前にいくつか注意点です。

 

【注意事項】

  1. これは完全な素人による超オタク的見解です。私は全くもってプロではありませんので、専門的な見解はできません。
  2. 超オタク的見解、すなわち私個人の意見です。ご本人様の意図とは異なる解釈である可能性もありますし、ファンの総論などでは全くございませんのでご理解ください。
  3. 言語化したい」という自分の欲望のまま執筆しております。つまり完全なる自己満です。が、万が一何かの折に、佐久間くんのパフォーマンスをご存知ない方がこの文章に触れる機会があって、「え…興味湧いた…」なんてことになったら一石五鳥くらいだなという多少の下心は込めてあります。(最後に動画リンクまとめておきます)

 

 

前置きが長くなりましたが、いよいよ本題です。アジェンダはこちら。

 

【目次】

 

基本的に自分で感じたことに対し、「なぜそう思うのか?」を繰り返し因数分解していくイメージです。ちなみに、「パフォーマンス」とは非常に広義なワードですが、本稿ではダンス、アクロバット、演技を中心に語ります。ただ内容の方向性上、ダンスの比重が高くなるかと思います。

 

※「佐久間くんのパフォーマンス見たことない!」という方はとりあえず1本ご覧になられてからの方が、この後の話が入ってきやすいかもしれません。その場合は上記目次より動画まとめに飛んでいただき、一番最初のブロックあたりの動画を1本ご覧になられてからお戻りくださいませ。

 

 

1. 佐久間くんのパフォーマンスにおける特異性

 

佐久間くんのパフォーマンスといえば、で思い浮かぶのはまずこちら。

  1. 一際目を引くダンス
  2. 無重力クロバット
  3. 変幻自在な演技

この3つが浮かぶ方は私以外にも多いのではないでしょうか。言わずもがなどれも非常に優れていますが、もちろんただ優れているだけではありません。

これらに対して共通して私が抱く感情が「ずっと見ていたい」。ということで佐久間くんのパフォーマンスを勝手に「ずっと見ていたいと思わせる憑依型パフォーマンス」と呼んでおり、これがまず佐久間くんのパフォーマンスにおける特異性であると思っています。ということで、まずはなぜ「ずっと見ていたい」と思わされるのか、ここを考えていきたいと思います。

 

・なぜ「ずっと見ていたい」と思わせるのか?

  1. 毎日、毎時、毎分、毎秒進化し続けているから
  2. どこを切り取っても芸術だから
  3. 心を突き動かされるから

 

ここは比較的サラッといきますね。

 

1. 毎日、毎時、毎分、毎秒進化し続けているから

Snow Manといえばとにかく現場」、それに伴いこちらもかなりの頻度でパフォーマンスを拝見しており、そこで特にこれを感じていました。回を重ねる毎にどんどん進化していくし、一度たりとも同じであることはありません。絶対的に昨日より今日、今日より明日が良くて、なんなら一幕より二幕が良い…もうこれはずっと見ていたいです。

 

2. どこを切り取っても芸術だから

もうとにかく、とにかく美しいんです。特にダンスやアクロバットにて顕著ですが、激しく動いていても絶対的に芸術性が伴っていて、どこを切り取っても美しいのです。そりゃ美しいものはいくらでも見ていられますし、見ていたいです。

 

3. 心を突き動かされるから

ダンスでもアクロバットでも演技でも、佐久間くんのパフォーマンスには心を突き動かす何かがあります。必ず衝撃を受けて何か持ち帰れる、そんな経験をずっとしてきました。

衝撃というのはある種ダメージに近いもので、「ウッ、、、やられた、、、」みたいな。でもものすごくポジティブで、心臓がギュウウウウウウウウっとなるというか、生きてる感じがするんです。言語化したいと言いつつ上手く表現できないのですが、まぁつまり心臓鷲掴みにされる「トキメキ」ってやつなんだと思います。これがやみつきになってずっと見ていたいと思うんですね。

 

 

 

2. そのパフォーマンスの構成要素

 

ではどうしてそんなパフォーマンスができるのか?についてです。ここは大きく分けるとフィジカル面とマインド面の2種類に分類され、さらにその掛け合わせによって成り立つものと考えます。が、一旦因数分解した結果を羅列します。

 

・なぜそんなパフォーマンスができるのか?

  1. 強靭な肉体と生まれ持った身体的優位性
  2. しっかりとした基礎
  3. 弛まぬ努力と圧倒的場数
  4. 絶対的センス
  5. 並外れたマインド

 

1. 強靭な肉体と生まれ持った身体的優位性

あれだけパワフルなパフォーマンスをするにはやはり強靭な肉体が必要です。筋力や体幹はもちろん、佐久間くんの場合は三半規管や喉もめちゃくちゃ強いと思います。

佐久間くんはどちらかといえば小柄ですが、ダンスではとにかく可動域が広いのでそれを全く感じさせず、さらにとにかく振り切っているので見ていて気持ちが良いです。加えて技術的にも非常に高度なことをやっています。しかし、私もその昔ダンスをやっていたのでなんとなくわかるのですが、凡人レベルだとあれだけ振り切って踊ったらきっとクラクラすると思うんですよね。でも超人的なことをやってのける、やはりこれはそれを支えられるだけの強靭な肉体があってこそです。声を張ることも多い佐久間くんですが、がっちりとした腹筋で腹式呼吸ができていること、喉も比較的強いことからそれが叶っていると思います。

こういったどちらかといえば努力で培った後天的なものもそうですが、先天的な優位性も注目ポイントです。まずはやはり何と言っても大きな瞳。最近はぱっちり一重というよりがっつり二重になりがちですが、「目は口ほどに物を言う」とは本当によく言ったもので、佐久間くんの大きな瞳は振りやセリフと同等かそれ以上にいろんなものを語ってくれます。キャッシュ・オン・デリバリーの時にも強く感じました。さらによく通る綺麗な声、これは言わずもがなですが、各方面で大きな武器になっています。

 

2. しっかりとした基礎

よく何かと「基礎が大事」と言いますが、佐久間くんのパフォーマンスを見ていると本当にそれを実感します。ダンスでいえばバレエ、アクロバットでいえば器械体操、演技や歌でいえば発声…と、どれも基礎をきちんと習得しているので、まずとても綺麗です。それだけでなく、佐久間くんのアレンジの強さも下支えしています。特にダンスについてはアレンジが強めだと言われがちですが、基礎があるからどれだけアレンジを加えても芯が崩れることはないし、どんな応用もこなすことができるのだと思います。きっとこの基礎が佐久間くんの軸になっているのだろうなと思います。

 

3. 弛まぬ努力と圧倒的場数

技術力は当然一朝一夕で培ったものではなく長年の努力と経験によるものですが、その努力の一つとして挙げられるのがとにかく反復練習をすること。佐久間くん自身も雑誌などで語られていたこともありますが、「自然と体から振りやセリフが出てくるくらい反復練習する」という反復練習の鬼。ただ完璧に覚えるだけでなく、体に染み込ませて軸をつくることがまた表現の豊かさにつながっているのだろうと思います。

さらに経験という部分では、やはりSnow Man。多い時で年間200ステージ超、しかも相当な規模のもの・様々なジャンルのものを時に掛け持ちしながらこなしていました。これはなかなかできる経験ではないと思います。ごまかしの効かない生のステージでそれだけの場数を踏んでいるということは、つまりそれだけの場を切り抜けてきているということでもあります。これは強くないわけがありません。

 

4. 絶対的センス

これだけの技術力があってさらに努力を重ねていても、やはりセンスがなければ頭ひとつ抜けることができないのがパフォーマンス(芸術)であると思っています。このセンスというのは美的センス、そして空間認知能力などの想像力にも近いというか、「こうしたらこう見える」が想像できるというものを指しています。たとえば字の上手い下手もそれに似ていて、「この線をこの角度で書いたら美しく見える」というのがわかるかどうか、みたいな。まぁ佐久間くんの字はどちらかというと綺麗というより大分かわいい個性的な感じなんですけど。「どう見えるか」が想像できて、「相手は何を見たいか」そして「どうするのがベストか」をわかっているんだと思います。しかもそれが直感的にも論理的にも。これはまた後ほど言及します。

 

5. 並外れたマインド

長年滝沢一座で仕込まれてきたことなども由来しますが、これらのパフォーマンスを下支えし、ストレートに観客に届けている一番のエネルギーがおそらく佐久間くんのマインドです。「自分自身が楽しむ」「チケット代以上のものを必ず提供する、それができなければこの仕事はやってはいけない」「作品や音楽の一部になることでやがてそれが芸術となり、人の心を動かせる」「ライブや舞台はお客さんとエネルギーを交換する場」(全てご本人の発言の要約)…などなど、佐久間くん自身がパフォーマンスひいてはこの仕事に情熱と愛情と人生をかけています。だからこそ努力も惜しまないし、見ている者の心を突き動かす…もうこんなの信頼しかないですよね。

 

…といった感じで、この5つが佐久間くんのあのパフォーマンスを構成する主な要素かなと思います。

 

 

 

3. 佐久間くんのすごいところ

 

ここまでもすごいところはたくさん語ってきたように思いますが、あくまでも前述は「なぜできるのか」というものでした(いやどれもすごいことに変わりはないんですけどね)。ここからはその前提条件を踏まえた上で、私が思う佐久間くんのすごいところをまとめたいと思います。

 

 

前述の構成要素はどちらかといえば直接的要因を挙げていたのであえてそこでは触れなかったのですが、パフォーマンスに良い影響を与えている佐久間くんの強みとして「感受性の豊かさ」が挙げられます。

アニメやマンガはもちろん、舞台やライブなどいろんなものに触れて人一倍心動かされるタイプですが、おそらくそういう感受性を持ち合わせていると、作品や曲の世界観を深く汲み取ることができると思うんです。それができるというのはこういう仕事をする上で強みになるのだと思いますが、表現者である以上汲み取るだけでは足りなくて、アウトプットも非常に重要になります。

しかし前述の通り、佐久間くんはその汲み取ったものをシームレスにアウトプットする圧倒的技術力を持っているんです。そしてその技術力も、豊かな感受性によってどんどん磨かれていくわけです。感受性の豊かさが表現の引き出しをどんどん増やしていき、その無限の引き出しを駆使して唯一無二の空間を生み出すことができる…そんな『感受性=表現力』という方程式を持ち、存分に使いこなしていることが佐久間くんの本当にすごいところのひとつだと思います。

 

 

そしてさらにもう一点、この文章を書くきっかけにもなった、ananさんでも語られた「計算」についてです。

 

佐久間くんの表現の中にはいろんなもの共存していますが、特にダンスも「エモーショナル」と形容されることが多いように「感情」というのもしっかりと込められています。その延長で、曲や演目によって別人にもなり得る「憑依型」を実現しています。しかし感情の乗せ方というのは本当にバランスが難しく、あまり感情を乗せすぎるとパフォーマンスとしてはちょっと破綻してしまう(感情が先行しすぎて表現自体が疎かになる)ケースというのも結構ありがちだと思います。でも佐久間くんの場合はそれが絶対的に破綻しない、これがすごいところであり、彼の「計算」の成すところだと思うのです。

ただ「計算」と聞くと機械的なイメージを抱くかもしれませんが、佐久間くんの場合は全くそうではないのだと思います。ご本人も語っているように「こうしたら自分がどう見えるか」「お客さんは何を見たいか」「表現者として自分は何を見せたいか」を客観的に捉えて掛け合わせるかたちでパフォーマンスに落とし込んでいるというものなので、確実にそこに佐久間くんの感情や意図は存在しているし、ライブ感を損なうこともありません。

きっと無数の数式を持っていて、それらを瞬時に組み合わせてその時々の最適解を生み出しているのだろうなと思いますし、だからこそ画一的になることなく、かといってロジックが崩れることもなく、美として、パフォーマンスとして成立しているのだと思います。本当に絶妙なバランスです。しかもこれらがたしかな「計算」でありながらもきっと半分くらい本能的、直感的に行われているんだろうな…なんて思うと、とんでもないモンスターアーティストだなと震えます。佐久間くんって、本当に本当にすごいんです。

 

 

 

4. まとめ

 

ここまで佐久間くんのパフォーマンスを超独自に分析をしてきましたが、つまり言いたいことは何かというと、佐久間くんのパフォーマンスは「ただ上手い、優れているだけじゃないんだぞ」ということと、「本当に最高なんだよ」ということです。

最後にダメ押しで非常に勝手な見解ではありますが、佐久間くんのパフォーマンスにはこれまでの彼の歩みの全てがつながっているように思います。もちろんシンプルにクオリティが高いのでそこに対してフィーチャーされることが多く、それも大変嬉しいことではあるのですが、彼のパフォーマンスに心底惚れ込んでいる身からすると、クオリティ以上のものがあるし、たくさんの奇跡的な条件が彼の努力によって重なり合ってるから成り立っているんだよ、ということを声を大にして言いたいです。

 

そしてこの画面越しでの享受が続く今、すごくもどかしい気持ちでいっぱいです。もちろん画面越しでもパフォーマンスの質が下がることは絶対にないですし、いつだって佐久間くんは最高のパフォーマンスを届けてくれます。でもやはり決められた画角の壁だけは越えられなくて、本当はその最高な佐久間くんが画面の向こうにはもっともっとたくさん存在しているんですよね。まだ見ぬ佐久間くんがたくさんあるわけです。

会場で佐久間くんをロックオンして余すことなく堪能できる…それがどんなに幸せで贅沢なことだったか、今強く強く感じています。そしてありがたいことにデビューしてからより多くの方の目に触れる機会があるのに、切り取られた狭い世界だけで評価されてしまうのは、本当に勝手ですが仮にそれが良い評価だったとしても悔しいなとすら感じてしまいます(もちろん決して映像を否定しているわけではありません)。いやお前関係なくね?オブザイヤーなんですけど、それくらい佐久間くんの世界ってすごいんです。

状況の回復か、技術の発展か…何かはわかりませんが、一日も早く佐久間くんのパフォーマンスを50000%堪能し楽しめる日が来て、たくさんの人が佐久間くんの最高なパフォーマンスに触れて、満たされて、笑顔になって、佐久間くんの望む笑顔が連鎖する世界が訪れればいいなと思います。

 

 

以上、超オタク的勝手なパフォーマンス論および私が佐久間担である理由でした。

 

(結構勢いで書いたら想像以上に頭悪そうな文章になってしまったのでそのうちぼちぼち直すだろうなあ…)

 

 

 

【おまけ】佐久間くんのパフォーマンスおすすめ動画(公式YouTubeより)

 

 

 ◆ステージで踊る佐久間くんが見れる動画◆

Snow Man「VI Guys Snow Man」(「ジャニーズJr.祭り 2018」単独LIVE in 横浜アリーナ) 

Snow Man「Boogie Woogie Baby」(Summer Paradise 2018 in TOKYO DOME CITY HALL) 

Snow Man @ ジャニーズカウントダウン2018-2019 in 東京ドーム | 「VI Guys Snow Man」「Party! Party! Party!」

Snow Man @ TOKYO GIRLS COLLECTION 2019 A/W | SPECIAL LIVE

Snow Man@YouTubeFanFest 2020 "KISSIN' MY LIPS / Stories"

 

◆特にアクロバットがすごい動画◆

Snow Man, Travis Japan スペシャルパフォーマンス @ YouTube Brandcast (2018.7.5 舞浜アンフィシアター)

Snow Man【ダンス動画】ZIG ZAG LOVE (dance ver.)

Snow Man【パルクール】に挑戦!オリジナル動画公開

 

◆定点で余すことなくダンスを見れる動画◆

Snow Man【ダンス動画】Party! Party! Party! (dance ver.)

Snow Man【ダンス動画】Make It Hot (dance ver.)

Snow Man「D.D.」(dance ver.)

 

◆MVだとこんな感じになるということがわかる動画◆

Snow Man「D.D.」MV (YouTube ver.) 

Snow Man「Crazy F-R-E-S-H Beat」Dance Video (YouTube Ver.)

Snow Man「KISSIN’ MY LIPS」MV(YouTube ver.)

Snow Man「KISSIN’ MY LIPS」solo spot

Snow Man「Stories」MV(YouTube ver.)

 

◆番外編①パフォーマンス動画ではないけど随所に上手さを感じる動画◆

Snow Man「メンバーがD.D.の振付を教えに行く企画」(渡辺・目黒・佐久間 編)

Snow Man「Stories」倍速で踊ったらヤバかった!

Snow Man「君の彼氏になりたい。」振り付け講座

Snow Man 【ガチオーディション】岩本・ラウール・渡辺・目黒主演ドラマ撮影現場に潜入!

 

番外編②佐久間くんが何たる者かが大体わかる動画◆

Snow Man「紹介RAP ~We are Snow Man~」(Summer Paradise 2019 at TOKYO DOME CITY HALL)

Snow Man コンサートで披露した【ダンス動画】大公開!〜岩本・渡辺・佐久間編〜

Snow Man「俺の嫁…発表しちゃいます」2年越しの待望アニメ企画

Snow Man【クイズ!正解は佐久間】奇想天外な発想に爆笑!

Snow Man ジャニーズ初!【大学院卒】阿部亮平が出題&解説!珍回答迷回答続出!?

Snow Man【ナガシマスパーランド】目指せ!絶叫マシン完全制覇

 

※独断と偏見で動画をチョイスしております。他にもたくさんの動画がありますし、YouTube以外にも多くの魅力的なコンテンツがありますので、ぜひそちらもチェックしてください!!(誰)「どの円盤買ったら良い?」系の相談も乗ります。

 

 

 

おいしいカレーができるまで

 

 

2020年1月22日、今日は歴史的な日です。

大好きなSnow Manが遂にCDデビューします。

 


これまでそらめもとしてここまで多くを語ったことはあまりないのですが、折角の機会なのでこれまでを振り返ってみようと思います。

自分で思っていた以上におもしろくない仕上がりになっておりますので、どうかご容赦ください。

 


※注意

ほぼ個人的な内容であり、総意ではなく一個人としての考えです。悪意などは全くもってございませんが、もしもご気分を害されてしまった場合は申し訳ございません。お読みになるかどうかはご自身でご判断ください。

(これも全くもってそんなつもりはなかったのですが、いざ書き終えてみたら捉え方によっては若干ネガっぽくなってしまった気がするので水を差すようになってしまっていたらそこだけ本当にごめんなさい。。気持ちはめちゃくちゃポジティブです。。。)(あと誤字脱字あったらごめんなさい。。。)

 

 

 

 

 

 

 

 


私が佐久間くんを"担当"として応援するようになったのは、今から6〜7年ほど前のことです。

それ以前は青春時代をエビキスに捧げ、両グループのデビューも見送ってきました。となると当然、入所からそう遠くない頃よりずっと存在は認識しており、活躍も人並みには拝見しておりましたが、まだその当時は"担当"として応援するには至りませんでした。デビューを見送って自分の中でなんとなく一区切りつけて落ち着いてしまった頃、ギラギラと眩しく見えたSnow Manに激しく惹かれ今に至ります。

よって、まだまだ彼らのジャニーズ人生の半分にも満たない期間しか応援できていないわけですが、それでもいろんなことがあり、非常に濃い時間だったように思います。本当に良い時代を応援させていただいたなぁと心から思います。

 

 

 

私が応援し始めた頃は6人体制として再スタートして少し経ち、徐々に固まり始めた頃だったように思います。

それでもまだメディア露出はそう多くはなく、2:4の仕事も多かった頃、今でこそ切込隊長として先陣を切っている佐久間くんもまだ比較的大人しく、だてさくも殺伐な時代でした。チケット抽選は先振込に電話当落確認、YouTubeやISLAND TVではなく滝CHANnelでした(懐かしい)。クリエ以外は基本バック仕事でしたが、現場数はとにかく多く、"ルーティン"をこなしていく日々でした。

(とはいえもう少し前から比べると相当恵まれた環境だったのだと思います。)

 


そんな中ひとつの転機となったのが、やはり2015年の滝沢歌舞伎10th&海外公演、少年たち初演かと思います。

 

滝沢歌舞伎では10年の集大成として懐かしのゲストを迎え、シンガポール公演でも堂々とステージに立ち、たしかな手応えを感じたように思いました。だてさくの雪解け(やたら注目してしまう)も、海外意識が高まったのも、この年の歌舞伎がきっかけでした。


そして少年たち。

はじまりこそ駆け込みではありましたが、形はどうあれW主演を掴み取れたこと、そしてそこから映画や地方公演を含め5年繋ぎ続けてきたことは本当に大きいことだったなと思います。まさに一瞬のチャンスを逃さず貪欲に努力してきた結果で、今のポジションを確立するための大きな要素となっているに違いありません。初めてのオリジナル曲をもらえたのも少年たちでした。

2019年、集大成として挑んだ日生公演の千秋楽には、たくさんの青春と熱い想いが詰まっていました。

 

 

 

それから、滝沢歌舞伎での役どころがより主要なものになり、夏のEXなど新たな仕事も徐々に増え始め、それまでクリエだけだった単独公演も回数と規模を拡大し、それに反比例して所謂"バック仕事"は少なくなっていきました。

つまり、"Snow Man"としての仕事、グループそのものの力が問われる機会が増えていきました。

 


ここから結構すっ飛ばしてしまう(?)のでポイントだけ掻い摘むと、

2015年秋ある朝起きたらすの日常の連載が決まっていて世界回りすぎてて嬉しかったなぁとか、冬帝劇は恒例行事だったなぁとか、

2016年歌舞伎は初めての健くんと金ちゃんでいろんなものがここから始まったなぁとか、キスマイツアー楽しかったなぁPSYCHOはバチクソにかっこよくてISNは激アツチューンだったなぁとか、サマステのパフォーマンスバトル(夢でまた逢えたら)めちゃくちゃ素敵だったなぁとか、

2017年ラストクリエのいきなりドッジ死ぬほど笑ったなぁとか、キントレ単独公演のおジャ魔女カーニバルC&Rブチ上がったなぁSFコントおもしろかった()なぁオーラスの愛タカとエピローグは忘れられないなぁとか、少年たち地方公演楽しかったなぁ広島は濃霧で予定通り着陸できなくて開演押したなぁとか、湾岸は初めての単独冬ライブでサンタコスかわいかったなぁでもTTT(2014年)の時のトナカイもかわいかったなぁそして真冬のナガレボシはエモかったなぁとか………

あとはやたらバスケやファンカッションもやったなぁとか、途中ザワついたりした時期や怪我に苦しんだ時期もあったなぁとか…………

思ったより長くなってしまいましたが、掻い摘んで(?)もいろいろありました。(細かい現場ごとの感想はTwilogに蓄積されているはずです)

 


話を戻して、それ(="Snow Man"としての仕事)が最もピークだったと感じるのが2018年。ヒガシ大先輩に頭が上がらない珠玉のハピアイと、後輩のデビュー発表から始まる激動の年でした。

 


まず大きかったのが、4ユニ合同公演を経ての3月の横アリ初単独公演。これは(決してネガティヴな意味ではなく)私史上最高に幸せを噛み締めた時間でした。

Snow Manとして初めての1万人超、2時間超規模、それはもう未知の世界すぎたために自分が出るわけでもないのに勝手に不安になり、嬉しすぎて死ぬほど購入した大量の初個人団扇佐久間くんを携えながら開演直前は吐きそうなほど緊張していました。(なんで)

しかしいざ始まってみると楽しさしかなくて、むしろ楽しすぎてあんまり記憶がないくらいでしたが、彼らの持てる全てを詰め込んで全力でファンのことを楽しませようとしてくれていて、さらに私たちも盛り上げようと声を出して…お互いがお互いのためにと思いやりに溢れた公演だったなと感じます。セトリもとんでもない王道でありつつ、この道を辿ってきたSnow Manにしかできないもので、同時に"本気"を感じた公演でもありました。

誰が何を言うわけでもなしに白のペンライトが一斉に揺れたSnow Dreamのあの光景は、まるで彼らとファンがこれまで積み上げてきたものの結晶のようで、きっと一生忘れることがないと思います。世界で一番優しくて美しい景色で、粉雪に包まれキラキラと輝く6人は強くて、この約束は絶対に果たさなければならないと気の引き締まる思いでした。

 


それからはもう激流で、YouTube配信が始まり、歌舞伎は御園座公演まで完走、サマパラも爆発的に楽しかったです。横アリ単独が比較的内向き(これまでの感謝&決意表明)だったのに対しサマパラは攻めの姿勢で、あの横アリを経てまたひとつステップアップしたのだなと感じました。(ちなみに全12公演のMission S6のうち、初回しか成功しなかったのが最高にSnow Manだなと思いました(?))

そして来たる秋には貫禄ある少年たち4年目を終え、それぞれ大きな外部仕事。まさに夢のようでした。

 

 

キャッシュ・オン・デリバリーはこれもまた、自分が出るわけでもないのに不安になり、大阪初日は大阪に向かう前からお腹が痛くて開演前は吐き気と手汗で死にそうでした(2018年2回目)(なんなら重症化)。

でもいざ始まると、こんなに笑ったのいつぶり…?というくらいお腹の底から笑って、幕間にはただただ「すごい、すごい!!!!!!」としか言えなかったことをよく覚えています。

東京千秋楽は2人が頼しすぎて、カンパニーが温かすぎて涙が止まらず、こんなにも終わらないでと願ったことはありませんでした。

 

他メンバーの外部仕事についても誇らしくて誇らしくて…宮舘くんのドラマも素晴らしく、胸が熱くなりました。唯一の心残りは愛と青春キップを拝見できなかったことでした。(本当に観に行きたかった…友人からご立派だったという話はめちゃくちゃ聞きました)

 

殿御勇退後の歌舞伎継承も決まり、年末のカウコン放送前では東京ドームで堂々とオリ曲を披露…確かな手応えと可能性を感じ、期待に胸を躍らせながら、激動の2018年を終えました。

 

 

 

 


そしてまだ記憶に新しい2019年、命懸けで走り続けた1年でした。

※ここから特にセンシティブな内容なのでご注意ください。誹謗中傷はご遠慮願います。。。

 

 

 

 

滝沢歌舞伎ZEROの南座公演や映画少年たちの公開を心待ちにしていた最中、1/17未明に突然の報せ。水面下では実しやかにそんなような噂も囁かれていましたが、いやまさか…と。

増員の是否は全く別として、この日については二度と思い出したくないほどに辛く苦しく悔しい記憶しかありません。あの日、ほぼ一睡もせずにきちんと出社した自分を、生き抜いた全ての関係者を褒めて褒めて褒め称えたいくらいです(?)。

 


決して長くはない期間だったかもしれませんが、これまで確かに6人のSnow Manをただただ信じて自分なりに必死に応援してきた身からすると、それは到底理解し難くまた受け入れ難い出来事でした。

はじめの頃は何がどうなっているのか全くわからないまま事だけが進んでいき、振り落とされまいと必死に喰らいついていくような状態でした。今までとはまた違った必死さだったと思います。

たくさんのいたたまれない悲嘆、非難の声も目にして悲しい気持ちになりつつも、気持ちもわかるばかりに心苦しい部分が大いにありました。

 


そのような中迎えた2/3、滝沢歌舞伎ZERO南座初日。

まさかこんな複雑な気持ちでこの日を迎えるとは思ってもみませんでしたが、幕が開けた瞬間から彼らの気迫に圧倒され、そこにすべての正解があったように感じました。

 

"怖い"と感じるくらいの気迫は、猛スピードのジェットコースターに乗って激しいGがかかっているような感覚をもたらし、とにかく"本気"と"覚悟"を強く強く感じました。このパフォーマンスから感じる全てが彼らの覚悟であり、見据えてる先がこれから進むべき道なのだと、文字通り態度で示してくれました。

 


3月の横アリで初めて9人体制を目にした時も、やはりここでも思うことはたくさんありましたが、朝焼けの花に盛り込まれた全ての覚悟と決意を肌で感じ、「何があってもこの選択を正解にしていかなければならないんだ」と思いました。

これまでもいろんなものを背負ってここまでやってきたのに、まだこんなに背負わなければいけないのかと勝手に憤る部分もありましたが、当人たちは怖いくらいに強く前を向いていて、でも根の優しさは変わっていなくて、いつも手を差し伸べてくれて…絶対に絶対に足を引っ張ってはいけないし、幸せになってもらわなければ、幸せにしなければと強く思いました。

 

 

 

それからというもの、従来とは比にならないほどのスピードで全てが進んでいき、Snow Manの名前もどんどん知れ渡っていきました。知人からも「テレビでよく見るね」などと声をかけてもらうことが増え、嬉しさと驚きとついていくことへの必死さとで、とにかく忙しく日々が過ぎていきました。

来たる8/8のデビュー発表はもちろん大きな出来事でありつつも、これも駆け抜けた感覚が強く、かつて夢のまた夢に描いていた"憧れの終着点"のひとつが、もうただの通過点になるまでにトップスピードで走っていたのだと気づき驚きました。

 

秋になるとデビュー日発表やデビュー曲披露など、どんどん”デビュー”というものが現実味を帯びてきて、緊張感が高まっていきました。年末年始にはそれがさらに高まり、気づけばデビューは目前に迫っていました。

 

 


そんなタイミングで唐突に改めて語られた”増員”について(先日の深イイ話)。かなり予想外でありつつも、ここでかなり報われた部分がありました。

そこで語られた増員の理由「Snow Manを守るため」。これは6人目線のものなので、角度によってはあまりよく思われなかった方も中にはいらっしゃるかもしれません。でもこのタイミングで、あえてこの角度から語られることは意味のあることだったのではないかと感じています。

 

私個人としては、「Snow Manを守るため」という言葉を本人たちの口から聞けたことはもちろん嬉しかったですが、それはきっと紛れもない事実でありながらもその裏にどれだけのことが詰まっているかはわかりませんし、何よりそんなことはこれまでの彼らの発言や行動からずっと察していたので「改めて聞けてよかった」というくらいでした。

それ以上に、公式に6人のああいった時間を設けてもらえたこと、6人の歴史を前向きに発信してもらえたことが何より嬉しかったのだと気づきました。

それは増員してからというもの、6人時代のことを語ろうとすると過去に固執していると見られるのではないかと不安になったり、そもそも3人に申し訳ないと感じたり、なんとなく6人時代を語ること自体がタブーとされている感覚や自らそうしている部分があったからだと思います。自分なりに解釈して前向きに捉えて歩んでいるつもりでしたが、やはりどこかでそれが引っかかっている部分があったようでした。

いろんなご意見はあるかと思いますが、少なくとも私は公に取り上げてもらえたことによって「そんなことないよ」と言ってもらえている気がして心が楽になりました。

 

とは言っても、加入した3人の覚悟や苦労は計り知れずとも、それがあったこと自体は彼らを知ってからまだ日が浅いなりにも理解しているつもりですし、何より6人がきっとその時代や苦労を大声で語ろうとはしないんだろうな…と思うので、この機会があったからといってこれまでとスタンスを変えるつもりはあまりありません。

でもそれを「我慢」ではなく「前向きな意思」と位置付けられることが私にとっては大きな進歩でした。

 

 

 

 


きっと相当早い段階で頭ではすべてわかってはいたのだと思いますし、今でこそわかることもたくさんあります。とはいえ私も人間かつ担降りに年単位で悩んでしまうくらいの思考重めのタイプなので(?)、渦中は正直しんどいなと思うことも、あまり心から楽しめない時もありました。

これから先どれだけの時間と楽しい記憶を重ねても、(1/17の出来事も含め)程度が薄れることはあれどこれらが楽しい記憶に変わることは一生ないと思います。

それは決してネガティブな意味ではなく、それが私にとっての6人のSnow Manを愛したひとつの証であり、9人の覚悟を尊重して未来を紡いでいくにあたっての自分への戒めとなると思うからです。いつか「あんなこともあったね」と言えるようになればそれで良いと思っています。

 

まだ前向きになれない方もどちら側にも多くいらっしゃると思いますし、特に6人側の方だと「あの時語ってくれたことは嘘だったのか?」と思われる方も少なくないかと思います。勝手ながらお気持ちもすごくよくわかります。

でもそれは絶対に嘘ではなくて、皮肉にも嘘ではないからこそ今に至っているのだと私は思います。だからこそあまり無理はしなくていいんじゃないかと思います…ただ矛先の向けどころがない怒りに苛まれ苦しまないでほしいなと思います…と差し出がましくすみません。。

 

ちなみに私は受け入れたのか受け入れられてないのかと聞かれたら、どちらとも違うと答えるかな…と思います。「彼らの意思を尊重して全力で応援する」というスタンスなので、もちろん拒絶はしていないですし、でも受け入れるとは若干ニュアンスが違うかなぁという感覚です。これはただの変なこだわりです。(?)

 

 

 

 

 


ここで急にタイトルの回収(?)に入りますが、いろいろ踏まえて改めて考えてみるとSnow Manはカレーなんだ…というところに行き着きました。(?)

 

2012年ににんじん、じゃがいも、たまねぎ、お肉…と親しまれている具材で調理が開始され、それは約7年かけてじっくり煮込まれ、とてもとてもおいしくなりました。その間たくさんの人においしいおいしいと愛されました。

 

そこへ2019年、新たな試みとして今までカレーに入れることのなかったような具材が投入されました。

予想外の具材であったためにはじめはみんなが戸惑い、また7年かけて煮込んできたものと比べるとまだ煮え方も味の染み込み方も浅いので、全ての人においしいと感じてもらうにはまだ時間がかかるかもしれません。これからさらに多くの人々に味わってもらうことになるので、さらなる工夫も必要かもしれません。

 

でもこれがしっかり煮えて綺麗にひとつにまとまった時、信じられないくらいにすごくすごくおいしくなるのだと思います。

そのために私は、たとえおいしくなるためのスパイス選びはできなくとも、温め続けるために火を燃やし続けたいですし、よりたくさんの人に食べてもらえるように広めるお手伝いをしたいです。そしていつの日か全国民、いや全世界の人々に愛される、おいしいおいしいカレーになれればいいなと思います。ちょっと何を言ってるんですかね私は…とにかく大好きなSnow Manがもっと愛されてほしいという話です(?)

 

 

 

そんなことを考えつつ、2020年1月21日、フラゲしたデビューシングルを手にし、いろんな想いが駆け巡りました。

私が知るだけでも本当に本当にいろんなことがあって、一言で片付けることはできないけれど、それでも一番に出てくる感情は「幸せだった」でした。

一生懸命な姿にたくさんの勇気をもらえて、自分もがんばろうと思うことができました。きっとSnow Manを応援したくなる一番の理由は、ここなんじゃないかなと思います。

 

これまでもいろんなことがあって、これからもきっともっといろんなことがあると思います。

愛しくて大切な想い出を全部全部抱きしめて、淘汰の先にある未来、頂上を一緒に見にいきたいなと思います。

 

 

 

いつも素敵な景色を見せてくれるSnow Manに、

今日もSnow Manを応援できることに、

今日という日を迎えられることに、

心から感謝します。

 

Snow Man

ジャニーズJr.卒業、そしてデビュー

本当に本当におめでとう。

たくさんの愛を込めて。